豊麗線とは、鼻の横から口の横に向かって斜めに走る線状のくぼみのことをいいます。これは、赤ちゃんの時からある線ですが、年齢とともにだんだんと深くなっていきます。本当は「深くなる」というよりも、その線よりも上の部分の皮膚とか脂肪が重力の重みでだんだん下垂してきて、「豊麗線のところでせき止められる」といったほうがよいでしょう。日本だけではなく、欧米でも気にする方が多くいます。涙の溝と同様、やはり筋肉が関与して深くなっているわけではありませんので、基本的にはボトックスでは治療はできません。ただしひとつだけ、ボトックスを使ったトリックがあります。唇を上方に持ち上げる筋肉(上唇挙筋)が強く発達している患者さん(つまり、笑った表情をした時に強く豊麗線が出る場合)には、この筋肉に少量のボトックスを使用して筋肉の緊張を緩める方法です。これで、豊麗線はある程度改善されるでしょう。ただし豊麗線は、基本的にはボトックス治療は向かないといわれている部分です。ここに紹介した治療法は技術的に難しい方法ですので、経験のある専門医に相談することをお勧めします。
あなたの食事は早食い?それとも、のんびり食い?食べる速度って、ホントに大切なんです。なるべく、ゆっくりでお願いしますね。満腹感が脳に伝わるためにも、ゆっくり食べる必要があるんです。そのためには、食べるのが面倒な食材を選ぶといいですね。たとえば小骨が多い焼き魚、小骨があるのを嫌がらすに、ゆっくり食べるチャンスだと思い、丁寧に食べてみてください。栗なら、むき栗より、皮つきのものを買いましょう。食材を食べやすい形に加工すると、パクツと速く食べてしまい、噛む回数や飲み込むまでの時間が減って、食べ応えがなくなってしまいますよね。そこで、自分で食事を作る時は、なるべく素材の形のまま、大きく切るようにしませんか。そうすれば、噛んだり、切ったり、ちぎったりしますよね。その分、食べるスピードが落ち、食後に満足感が得られます。おやつなら、しっかり噛まないと食べられないスルメやおしゃぶり昆布を選ぶといいですよ。ピザはチーズがたっぷり乗って、かなりの高カロリー。しかも、すぐに食べられてしまう。菓子パンもそうですね。時間をかけて食ぺられるものを選ぶと同時に、高カロリーで食ぺやすいものは、意識してゆっくり食ぺることを心がけてください。
旬のもの、出盛りのものを食材に利用することも大事だ。いまは、ハウス栽培などを用いて、一年中同じ野菜が食べられる時代だが、不自然なつくり方をしたものは病気や害虫に対する抵抗力が弱い。それだけ多くの農薬を使うことになるのだ。また、いつも一種類の野菜ばかりを食べていないで、根菜、葉菜、いも類など、品を変えてたくさんの種類の野菜をとるように心掛けたい。もし、野菜が入った袋やパッケージに有機栽培や無農薬などと記されていても、過信は禁物だ。現代の日本では、有機栽培表示や低農薬表示のガイドラインが農林水産省により制定されているものの、消費者団体などから基準や定義があいまいとの反発がおきている。また、このように表示すると割高で販売できるからと、悪用する業者もいる。しかし、農薬の使用を少なくするアイガモ農法や害虫の天敵を使用した農法を実践する生産農家も増えてはいる。