為替レートは、玄人でもなかなか読めない動き方をしますから、ある程度腰を据えて外貨預金をする必要があります。たとえば一九七〇年代後半から八〇年代中ごろまで、円の為替レートは二〇〇円を境に動いていました。その当時の一〇円の変化は、五%でしたが、一〇〇円前後の今では同じ一〇円が一〇%の変動率ということになります。長期戦の心づもりで臨むほうが賢明です。円高になりそうなときの三つ目の対応法は、外貨預金のお金をトラベラーズチェックや送金小切手に替えて、海外旅行や海外留学の費用にあてることです。シティバンクでは、外貨預金から引き出して同通貨のトラベラーズチェックを購入する際に、これまでかかっていた取扱い手数料(購入金額の一%プラス二五〇〇円)を無料にしています。高金利の外貨預金で運用し、外貨のまま海外旅行などでお金を使えば、為替リスクは全くありません。手元に残ったトラベラーズチェックも、購入するときと同じように手数料なしでまた入金することができるので、ムダが発生しないということです。